カーネーション (英:carnation、学名:Dianthus caryophyllus) は、ナデシコ科ナデシコ属の多年草。別名にオランダナデシコ、ジャコウナデシコ、オランダセキチクなど。
原産地と名前の由来
- 原産は南ヨーロッパおよび西アジアの地中海沿岸といわれている。カーネーションという名前の由来には諸説あり、肉 (ラテン語:carn) の色の花という説や、戴冠式を意味する語のコロネーション(coronation)が訛ってカーネーションとなったとの説もある (corona:ギリシャ語で王冠の意味) 。
カーネーションの種類
スタンダードカーネーション
- 1本の茎に1つの大きな花が咲くタイプのカーネーション。大輪とも言う。1つの花が大きく、花弁の枚数が多いためにがく割れが起こりやすい。育種の過程で花弁の枚数を追求しているため、雄蕊が花弁状になり退化している品種も多い。赤花のスタンダードカーネーション (写真はそのひとつ、品種はエクセリア) は、母の日などで需要が多い。
スプレーカーネーション
- 腋芽を旺盛に伸ばし、数多くの花を咲かせるタイプのカーネーション。多彩な花形、花色の品種があり、母の日などにかかわらず花束やアレンジメントで需要がある。花数が多いため,個々の花はスタンダードほどのボリュームはない。
ポットカーネーション
- スプレーのように旺盛に腋芽を伸ばし多くの花を咲かせるが、節間が短く草丈は最大でも40cmほどの矮性種。スプレーよりも多花性は上だが、成長が遅い。母の日のプレゼントとして近年需要が伸びている。鉢植えのものを特にポットカーネーションというが、耐寒性が強い品種は庭植えにすることも可能。
また、これ以外に食用カーネーションなるものも存在するらしい (栄養価は高いそうである)。